こんにちは。
世間のこどもたちは、もう夏休み？そろそろ夏休み？？の頃ですね🌻
暑くて長いような短いような夏休みがはじまります。
休みに入れば、誰でも日ごろの疲労やストレスから離れる解放感が半端ない！！
特に、子どもは、大人以上に身体と心にため込みやすくて、子どもの心身の変化には、大人の注意が必要です。
逆に、こどもの心の変化を起こすきかっけにもなるのが、
この長期休暇の夏休みならではのこと。
これは、以前私がスクールソーシャルワーカー（SSW）をしていたときのエピソード。
毎年この時期（夏休み直前または入った途端に）になると、各学校の担任の先生方から、不登校の子どもさんの面談依頼が殺到していました。
でも、そのほとんどは、保護者やこども本人からの自発的な希望ではなくて、大半は２学期に向けて、夏休み中になんとかしたいという担任の先生の熱意（半ば強引な？）によるもの…。
なので、SSWとの面談は、特に緊急性があるとか、決められた学校行事とか、これやらないと絶対いけない事柄とか、そんな類のものではないので、「学校から言われたので…」と、わざわざ平日仕事の休みや都合をつけてこられる、ニーズ(必要性)が低い保護者の方との面談は、なんとなく気が引けてました😓(例えば、こちらにあわせていただいて申し訳ない、という気持ちで…)
こどもに関することとはいえ、ご家庭の都合というより、どちらかというと、先生方の仕事とこちら(SSW)のスケジュールが合うか次第で調整されることがほとんどだったので余計にそう思うのかもしれません💦
…そういえば、当時、引きこもり傾向であった中学生の生徒さんとのエピソード☘️
１学期は、夕方に家庭訪問してもなかなか会えなくて、毎回対応してれたお家の方（母）が、玄関先で申し訳なさそうにされていました（全然、こちらは会えても、会えなくても、訪ねていくことが仕事なので気にしないので、謝られるとこちらも恐縮…）
そんなある夏休み初回の家庭訪問のこと。
この日は、お母さんがお仕事お休みで、初めてでしたがリビングで冷たいお茶をいただきした。
そのとき、テレビの横に「オセロ」があるのに気づいた私が「懐かしー、あれオセロですね！」って尋ねたら、「こどもが小学生の頃ですが、小学生でオセロ世界チャンピオンになった子がいるって話したら、一時期、夢中になっちゃって…」と教えてくれました。
そこで、ふと思いついて、少し大きな声で「もしよければ、一緒に１回だけ、オセロしてくれませんか？私、弱いんですよ（笑）」と、(部屋の奥にいるだろうその子に声が届くように笑)そのお母さんにオセロ対戦を申し込みました。
もちろん、「えっ？」って感じで、驚いた返事でしたが、すぐに「いいですよ、私も家族の中で一番弱いんですよ」って笑顔で答えてくれました。
なんか、今思えば、ほんとに私って、図々しかったなって思います(;^ω^)
何手か、いつのまにか集中しながら黙々と碁盤と向き合っていると、
なんと、こども本人が、リビングに様子をみにきてくれました！
（冷たい飲み物をとりにきただけっていう、オーラ全開でしたが笑）
といっても、しばらく私もお母さんもちょっと集中していて、本人がこちらに近寄ってくるまで気づかない笑
いつのまにか麦茶が入ったコップ片手にお母さんの隣にきて、しばらくみていた本人が、「角、角とらなきゃ」って小さな声でこっそりアドバイスしてました(優しいですよね😊)
多分、こどもにとっても不思議な光景だったと思う（笑）クーラーのきいたリビングで、大人の女性が二人真向かい合って、オセロを見つめあっている姿（笑）
その後、２戦目はこどもさん本人と私の対戦し、結果は、完敗…（すべて、相手側の一色に染められました😆)
あの夏の暑い日に、お母さん、こども本人、私の3人で笑いながらオセロした時間は、今でもよい思い出です☘️
それがきっかけで、夏休みは週１回、家庭訪問によるオセロ会をはじめ、時間が許せば、担任の先生にも声かけたりと関係を再構築しながら、２学期以降の学校生活再開に向けて準備はじめて、こどもさんの必要な長期休暇は終わりを告げました☘️
もちろん、困りごとの解決方法はさまざまなので、一概にこれがいいということはありませんが、
この機会に、子どもの心のメンテナスを意識してみることをおススメします☺️
そして、早めに小さくてもよいので、変化を起こすきっかけ（アクション）を作ってみるとよいかもしれません(^_-)-☆
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